SpectraMax L
マイクロプレートリーダー
96および384ウェルマイクロプレート用のプログラム可能な
インジェクターオプションを備えた高感度ルミノメーター

  • 主な特長・機能
  • あらゆるサンプルを検出
  • スピードが2倍向上
  • インジェクターワークフローの自動化
  • アプリケーション
  • ATP細胞生存能アッセイ
  • セルヘルス
  • 細胞シグナル

SpectraMax® Lマイクロプレートルミノメーターで
未来への道を踏み出す

SpectraMax® Lは、96および384ウェルプレート対応の高感度ルミノメーターです。デュアルルシフェラーゼレポータージーン、エクオリンを介したGタンパク質共役型受容体(GPCR)研究、 BRET、アクリジニウムエステルフラッシュアッセイといったフラッシュおよびグローアッセイを、96ウェル・384ウェルプレートのどちらでも測定できます。さらにマルチチャンネル構成のアップグレードオプションにより、処理量を最大6倍に向上させることも可能です。CD-ROMにて提供されるSoftMax Pro GxPソフトウェアとそのソフトウェアバリデーションパッケージにより、FDA 21 CFR Part 11およびGxP準拠要件を満たすことができます。

SpectraMax L マイクロプレートリーダーの特長

  • 効率性

    あらゆるサンプルを検出

    アナログとフォトンカウンティング機能により、9桁のダイナミックレンジを実現し、明るいサンプルを希釈する必要がない一方で、暗いサンプルでも高感度を維持します。

  • 操作性

    スピードが2倍向上

    2チャンネル構成は、0、2、4インジェクターで利用可能です。4インジェクター構成では、従来のフラッシュアッセイやグローアッセイの2倍のスピード向上が可能です。

  • 解析力

    インジェクターワークフローの自動化

    自動洗浄インジェクターを装備しており、使用ごとにインジェクターをすすぎ、試薬を回収できるように流れ、方向を反転するようにプログラムすることができます。

  • ノイズの低減

    超高速フォトンカウンティングテクノロジーは、高速パルスアンプでPMT信号を増幅します。このノイズ低減機能により、高いS/N比と低いクロストークを実現します。

  • PMTキャリブレーション

    自動PMTキャリブレーション法は、395、470、527、および570 nmの4つの内部LEDの読み取り値に基づいています。手動PMTキャリブレーション法は、アッセイ自体から4ウェルの読み取り値に基づいています。

  • 実績あるGxPソリューションでデータインテグリティとコンプライアンスを保証

    GMP/GLP規制環境下施設のための当社の包括的な一連の実績あるコンプライアンスソリューションは、みなさまの取り組みを促進し、迅速に自信を持って、規制に準拠した施設を確立します。

    • ・最高クラスのマイクロプレートリーダーおよび ウォッシャーですべてのアッセイニーズをサポート
      IQ/OQ/PMサービスにより、規制を遵守したデジタルフォーマットで機器の文書を保存
    • ・ソフトウェアインストールサービスで、操作仕様のために必要な要素がインストールされていることを確認し記録
    • ・ソフトウェアバリデーションサービスはFDA 21 CFR Part 11ガイドラインをサポート
    • ・IT担当者の負担を軽減するWindows Active Directoryとの連携やバリデーションプレートなどのトレーサブルな材料を用いて、信頼性のある結果を得るために必要なマイクロプレートリーダーの性能を試験

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  • 「SpectraDrop 微量サンプル測定プレート」でより少量のDNA、RNA、タンパク質をより迅速に定量

    卓上型マイクロプレートリーダーのためのマイクロボリュームソリューション

    SpectraDrop™微量サンプル測定プレートは少量測定のためのハイスループットソリューションを実現します。革新的なデザインにより、サンプル調製時間を短縮し、2 µLという少量のDNA、RNA、タンパク質サンプルに対するラボの生産性を高めることができ、吸光、蛍光測定モードに対応します。マイクロプレートのフォーマットは均一で再現性のある分析を保証し、Molecular Devices 製StakMax®マイクロプレートスタッカーとシームレスに統合することで研究能力を向上させることができます。

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対応アプリケーション

  • ATP細胞生存能アッセイ

    細胞生存能と細胞毒性を測定する発光アッセイは、培養中の生存細胞数を測定し、実験処理の細胞毒性効果を定量化する高感度かつ迅速な方法を提供します。これらのアッセイは、SpectraMax® マイクロプレートリーダーを使用してハイスループットで行うことができます。

    SpectraMax i3x マルチモードマイクロプレートリーダーでの発光細胞生存能および細胞毒性アッセイ >

    ホモジニアスで安定した発光アッセイを用いて、がん細胞の生存率を測定する。 >

  • セルヘルス

    細胞生存能とは、集団中の健全な細胞の数を指し、酵素活性、細胞膜の完全性、ATP産生、その他の指標を測定するアッセイを用いて評価することができます。これらの方法は、一般的な細胞生存能、あるいは特異的な細胞経路の指標として、発光測定、蛍光測定、比色分析を用いることができます。細胞毒性アッセイや細胞生存率アッセイは、薬剤や他の治療法の効果を評価するためにしばしば用いられ、新しい治療法を探索する上で貴重なツールであると同時に、正常な細胞がどのように機能するかについての理解を深めるものでもあります。

    セルヘルスを見る >

  • 細胞シグナル

    細胞シグナリングによって、細胞は環境に応答し、他の細胞とコミュニケーショ ンをとることができます。細胞表面にあるタンパク質は、シグナル伝達経路を構成する一連のタンパク質間相互作用と生化学反応を介して、周囲からのシグナルを受け取り、細胞内に情報を伝達することができます。多細胞生物は、細胞や組織の適切な成長、調節、機能を調整するために、広範なシグナル伝達経路に依存しています。細胞間あるいは細胞内のシグナル伝達が調節不全に陥ると、不適切な細胞応答が癌やその他の疾患を引き起こす可能性があります。


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SpectraMax L マイクロプレートリーダーの仕様

スペクトル範囲 380 - 630 nm
ダイナミックレンジ > 9桁
クロストーク < 10-6(ブラックプレート)
< 3 × 10-5(白プレート)
上方測定の感度 < 20 attomol ATP/ウェル
読み取り時間(96ウェルプレートのカイネティック測定間隔10ms積分時間) 12秒
検出器 フォトンカウンティングとアナログモードを同時に備えた低ノイズ光電子増倍管
読み取りタイプ(エンドポイント、カイネティック測定など) エンドポイント
カイネティック
高速カイネティック
デュアルリード
デュアル波長
プレーティング リニア一定速度
直線交互速度
デュアル(xとy)
環状
インジェクター
ロボット/オートメーション
プレートタイプ 96および384ウェルプレート
温度制御 周囲温度 + 4°C ~ 45°C
寸法 H 22 cm x W 42 cm x D 43 cm
バリデーションツール 発光バリデーションプレート
SoftMax Pro GxPソフトウェア

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