-
高感度
超冷却光電子増倍管により最高の感度と
広いダイナミックレンジを実現 -
高耐久
長期、高頻度の使用に
耐えうる堅牢な設計 -
作業効率化
ワークフロー簡略化で
研究者が作業に費やす時間を削減
高感度と作業効率の向上を実現
幅広い測定方法に対応した
マルチモード
吸光、蛍光、発光、時間分解蛍光(TRF)および
蛍光偏光(FP)測定モードを内蔵しています。
※時間分解蛍光と蛍光偏光はiD5のみ
論文引用の実績豊富な
独自ソフトウェア
最も広く使用される、独自開発ソフトウェアです。
データ収集から解析、レポートまですべてを網羅しています。
最高の感度と広い
ダイナミックレンジを実現
-5°Cまでの超冷却光電子増倍管によってバックグラウンドノイズ
を低減することで、最高の感度と広いダイナミックレンジを達成
しました。
タッチパネルで直感的な操作
プロトコルを瞬時に呼び出し
近距離無線通信(NFC)機能を世界で初めて搭載しました。
タッチスクリーンで複雑な工程を簡略化できます。
SpectraMax iD3 |
機能一覧比較表 | SpectraMax iD5 |
---|---|---|
230 – 1000 nm | 吸光 | 230 – 1000 nm |
270 – 850 nm | 蛍光 | 270 – 850 nm |
300 – 850 nm | 発光 | 300 – 850 nm |
時間分解蛍光(TRF) | 400 – 750 nm | |
TR-FRET | 400 – 750 nm | |
蛍光偏光(FP) | ||
HTRF | ||
発光フラッシュアッセイ | ||
ウェスタンブロット検出 | ||
(室温 +5)℃ ~ 66℃ | 温度制御 | (室温 +5)℃ ~ 66℃ |
リニア、オービタル(環状)、 8 の字状 |
振盪機能 | リニア、オービタル(環状)、 8 の字状 |
6 - 384 | 対応プレート | 6 - 384 |
4器の高効率 グレーティングモノクロメーター |
波長選択 |
4器の高効率 グレーティングモノクロメーター およびフィルター |
対応測定モード
- 吸光
- 発光
- 蛍光
- 時間分解
蛍光※ - 蛍光偏光※
※iD5のみ対応
基本的なバイオアッセイに対応する
マイクロプレートリーダー
SpectraMax iD5/iD3 は複数の測定モードを内蔵するプレートリーダーで、研究能力の強化に役立つ完全なラボソリューションです。
また、シンプルで使いやすい温度制御機能により、測定環境を室温から66°Cまでの範囲で調節できます。研究室で実施できるアッセイの幅が広がります。
実施可能なアッセイの幅を広げる
デュアルオートインジェクター
インジェクターオプションにより、デュアルルシフェラーゼアッセイやATPアッセイのようなフラッシュタイプの発光アプリケーションにも対応します。
10 μLという少ないデッドボリュームとオーバーフロー防止機能で、貴重な試薬を無駄にしません。
2μLのサンプルで
核酸・タンパク質を定量
SpectraDrop™ 微量サンプル測定プレートと併用すると、市販の微量サンプルの測定機器において最高のスループットを実現できます。
革新的かつ柔軟な設計でサンプル調製時間を短縮し、DNA、RNAおよびタンパク質のハイスループットな測定をサポートします。
超冷却光電子増倍管(PMT)で
高感度な測定を実現
優れた光学システムにはキセノンフラッシュランプを採用し、− 5°Cまでの超冷却光電子増倍管(PMT)を搭載しました。
このPMTによりバックグラウンドノイズを低減できるため、優れた感度と広いダイナミックレンジを得ることができます。
波長最適化ウィザードで
最適な波長をカンタン設定
独自ソフトウェアの波長最適化ウィザードにより、励起・蛍光スペクトルスキャンを自動的に行い、アッセイに最適な波長をカンタンに設定することができます。
ワークフローの簡略化に貢献し、重要度の高い、研究のコアな部分にフォーカスできます。
モノクロメーターとフィルターの
優れたハイブリッド光学系
モノクロメーターとフィルターの優れたハイブリッド光学系により、シグナル検出に最適な方法を選択できます。
-1nm毎に調整可能なモノクロメーター
(自由な波長選択、条件検討)
-高感度なフィルター測定
(アッセイに合わせて最適化された条件で測定)
※iD5のみ対応
個人のカスタムアッセイプロトコルや
データを瞬時に呼び出し
近距離無線通信(NFC)機能をマイクロプレートリーダーとして世界で初めて搭載しました。多数のユーザーが在籍する研究室でも、自分の設定を瞬時に呼び出して測定できます。
Quick Syncによるデータ通信で
データ転送の手間を削減
データ回収に費やす時間を短縮し、生産性を上げてください。SpectraMax iD5/iD3 のネットワーク機能を活用すると、測定後にデータがパソコンに自動的に送信されるため、USBメモリを使ってデータを回収する必要はありません。
フィルターの自動識別機能で
フィルター交換を簡略化
SpectraMax iD5は、NFCタグにより、スライドとフィルターの構成を認識するためのフィルター識別コードを自動的に検知します。複雑な作業は不要で、フィルター追加・交換のワークフローが簡略化されています。
SpectraMax iD5
- 寸法(cm)
- 53.2(幅)×59.8(奥行)×40.1(高)
- 重量
- 40kg
- 消費電力
- 100-240VAC、2A、50 / 60 Hz
- ロボティクス対応
- 対応可能
SpectraMax iD3
- 寸法(cm)
- 53.2(幅)×59.8(奥行)×40.1(高)
- 重量
- 40kg
- 消費電力
- 100-240VAC、2A、50 / 60 Hz
- ロボティクス対応
- 対応可能
年間保守サービスのご紹介
年間保守サービスの5つのメリット
年間保守サービスにご加入いただくと、万一使用中の装置が故障し、修理が必要になった場合でも
一定料金で何度でも修理サービスを受けることができます。
また、本サービスではご使用中の装置を安心してご利用いただくために定期点検も実施しています。
- 機器の修理費用を
事前に予算化 - 故障の修理代金も
料金内で対応 - 定期点検によって
故障を未然に防止 - 代替機を
無料で貸し出し - 出張点検も
追加費用なし
- 測定時間はどれくらいかかりますか?
- 測定条件にもよりますが、96ウェルプレートで約30秒、384ウェルプレートで約90秒が一般的な測定時間です。
- ウェスタンブロット検出は、どのように行うのですか?
- プレートリーダーで行うウェスタンブロット検出システムScanLater™ Western Blot Detection Systemは、モレキュラーデバイス独自の技術です。専用試薬を使用して、時間分解蛍光法により、タンパク質を検出します。マイクロプレートの代わりにメンブレンをホルダーに固定し、それをプレートリーダーで走査して読み取ることで、ウェスタンブロット画像を取得します。発光基質を必要とせず、複数回測定した後や時間が経過した後でも安定したシグナルを得ることができます。
- インジェクターオプションは後付けできますか?
- はい。インジェクターシステムはオプションで、後からでも追加していただけます。
- 購入時にバリデーションは実施して頂けますか?
- お客様にプレートリーダーを安心してご使用いただくために、バリデーションサービスを提供しております。専用の検定用マイクロプレート(SpectraTest®)と、種々の検査項目を含むプレートリーダーごとのプロトコルを用いて、工場出荷時に行われる試験と同等の試験を行い、装置の光学性能を評価します。
- 保証期間は何年ですか?
- メーカー保証期間は1年間ですが、製品のご購入時に延長保証保守契約にご加入いただきますと、メーカー保証期間が終了してからも格安で保守サービスをご利用いただけます。延長保証保守契約は、1年間延長保証と3年間延長保証があります。
モレキュラーデバイスジャパン
- 企業名:
- モレキュラーデバイスジャパン株式会社
- 所在地:
- 〒103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町2-7-8
いちご日本橋イーストビル 7F - 代表者:
- 代表取締役社長 西郷従洋
- 資本金:
- 50,000,000円
- 取引銀行:
- 三井住友銀行 本店営業部
- 設立:
- 平成7年8月29日
研究分析における、主力となっています。
iTeos Therapeutics SA
導入のきっかけ
A2A、免疫チェックポイント、非炎症性腫瘍を標的とする独自のパイプラインを開発しており、新規治療標的のハイスループット分析のための専用システムが必要でした。また、様々な生化学的および細胞学的アッセイを行うことができる、日常的に使用するための堅牢なマイクロプレートリーダーも必要でした。どちらのシステムも、最高品質で再現性の高いデータを取得できる必要がありました。
ご使用いただいた感想
カートリッジベースの機種を選定したので、検出モジュールを簡単に変更でき、多種多様なニーズに対応できています。モレキュラーデバイスのマイクロプレートリーダーは、測定の信頼性が非常に高く、得られたデータはガン患者のための次世代免疫治療薬の同定と試験を可能とするのに役立っています。
スクリーニングに最適な装置を選べました。
University of Geneva
導入のきっかけ
医学部のすべての研究者にアッセイ開発とスクリーニングの専門知識を提供できる環境を整える必要がありました。この目的を満たすため、96ウェルフォーマットと384ウェルフォーマットの両方で、酵素反応から細胞を用いるアッセイまで、広範囲のアッセイをサポートできる機器を探していました。
ご使用いただいた感想
ディスペンサーシステムを搭載した機種では、複数のウェルに同時に試薬を分注しながらカイネティックモードで測定することができ、ワークフローを簡略化できました。付属のソフトウェアでデータを解析し、IC50、Emax、Km、Kdなどの薬理学的パラメータを手軽に算出できるため、非常に頼もしく思えます。
広範囲なアッセイに対応してくれています。
University of Liège
導入のきっかけ
研究者の多様なニーズを満たすために、吸光、蛍光、ルシフェラーゼアッセイをはじめとする様々なアッセイを実行できるマイクロプレートリーダーが必要でした。
また、入退室が制限されるバイオセーフティレベル2およびレベル3の研究室で使用されるため、データの信頼性も重要な検討事項でした。
ご使用いただいた感想
多様な測定モードや温度制御といったマイクロプレートリーダーとしての豊富な機能が搭載され、多くのアッセイをサポートする柔軟性を有しているので、バイオセーフティー施設での使用に理想的でした。