デジタルコンフォーカルオプション
- 2D リアルタイムデコンボリューション

細胞シグナリングに関与する細胞および分子プロセスの研究に利用されてきた強力なツール

ワイドフィールド顕微鏡におけるピンぼけ蛍光像のぼやけを解消する画像デコンボリューションアルゴリズム

ワイドフィールド顕微鏡は、細胞シグナリングに関与する細胞および分子プロセスの研究に利用されてきた強力なツールです。ワイドフィールド顕微鏡では、焦点から外れた光による蛍光ボケが生来的に生じますが、画像デコンボリューション・アルゴリズムは、この焦点から外れた光のアーチファクトを逆転させることができます。

デジタルコンフォーカルオプションは、2Dリアルタイムデコンボリューション技術であり、点広がり関数を反転させることで画像の数学的なぼかしを除去し、細胞画像の解像度とコントラストを回復させます。その結果、定量的な情報を維持しながら、画像と微細なディテールがより鮮明になります。

ImageXpress PicoシステムおよびCellReporterXpress
画像取得・解析ソフトウェア用にデザインされています。

デジタルコンフォーカル2Dオンザフライデコンボリューションにより、分解能とアッセイ品質を大幅に向上させます。デジタルコンフォーカルオプション*を使用することで、統計的有意性を維持しながら露光時間を短縮することができます。デジタルコンフォーカルはImageXpress Picoシステムの蛍光画像取得ワークフローにシームレスに統合されているため、より高精度なセグメンテーションと解析のために、よりSN比の高いデータで画像を取得することができます。

*ImageXpress Picoデジタルコンフォーカルオプションは、AutoQuant 2D Real-Time Deconvolutionを使用しています。

ImageXpressマイクロシステムとMetaXpressハイコンテント画像取得・解析ソフトウェアのために設計されました。

新しい画像デコンボリューションモジュールは、希少な新薬や遺伝子治療薬の候補を探すために何百万ものサンプルをスクリーニングするハイコンテントスクリーニングに従事する科学者に真の利点をもたらします。ImageXpress® MicroシステムとMetaXpress®ソフトウェア用デジタルコンフォーカルオプションの統合は、高速で高品質な画像を提供しながら、使いやすさのために比類のない性能を提供します。

デジタルコンフォーカルオプションでロバスト性の高い画像解析を実現

対物レンズの蛍光強度ピークをシャープにするデジタル共焦点オプション